鈴木耳鼻咽喉科
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風邪がきっかけで、鼻やのどに菌が増え鼻かみやせきをした際に鼓膜の奥の空気の入った部屋(中耳)にその菌が侵入して炎症をおこします。耳痛、発熱、時に鼓膜の奥の液の圧力ため鼓膜がやぶれて耳だれが出ることがあります。

●治療について

治療は抗生剤が中心となります。
時に鼓膜切開を行い、中耳内の膿を排液して治りを早める方法をとることもあります。
しっかりと炎症が治まるまで時間がかかる病気です。
特に免疫的に未発達な乳幼児では、くり返しやすく、
炎症が治まるまで時間がかかる傾向にあります。

 
 
 
 
 

鼓膜の奥に水がたまり、難聴、耳のつまった感じがする病気です。
急性中耳炎の治る過程としておこる場合と、アレルギー性鼻炎などの鼻の病気があり、耳管という耳と鼻をつなぐ管の換気が良くないために、鼓膜の奥の部屋(中耳)の空気の圧力が低くなり、その結果として中耳の粘膜から液がしみ出しておこる場合があります。

●治療について

まず、抗生剤、粘液溶解剤、抗アレルギー剤などで治療し、改善のない場合は鼓膜切開や鼓膜に換気チューブをはめこむ手術(チューブ留置術)などを行います。
鼓膜は麻酔できますので、痛みを伴わずにこれ らの処置や手術ができます。

 
 
 
 
 

突然、聴こえなくなり、耳鳴り・耳のつまった感じ、めまいが生じる疾患で、原因として蝸牛(かたつむりの形をした音を感じ取る器官)と三半規管(頭のバランスをとる器官)を含む内耳を@ウィルスが障害したり、A内耳への血流が悪くなった際におこると言われています。

●治療について

治療を発症後一週間以内にステロイド剤(内耳保護作用)の内服もしくは点滴治療を開始する 必要があり、治療開始が遅れますと治療成績が悪くなります。
最近では、血流改善薬を同時に点滴することができるようになり、治療成績が向上しました。

 
 
 
 
 

首や肩のこり、疲れやストレスがきっかけとなり、内耳への循環が悪くなり、その結果、内耳のむくみを生じて発症します。
内耳には三半規管(頭のバランスをとる器官)と蝸牛(かたつむりの形をした音を感じ取る器官)があり、半規管の症状として回転性めまい・ふらつき・宙に浮く感じ、蝸牛の症状として難聴・耳鳴り・耳のつまった感じ・音のひびく感じが出現します。
すべての症状がそろう場合もあれば、めまいだけの場合やめまいを伴わないメニエール病もあります。前記の突発性難聴と症状が全く同じでまぎらわしい場合もあります。

●治療について

治療は内耳のむくみをとる薬(利尿剤)や内耳への血流改善薬などを用います。
漢方治療もあります。

 
 
 
 
 

風邪がきっかけとなり、鼻の周りの空洞(副鼻腔)で化膿し、黄色〜緑色の鼻汁が出る病気です。
症状が強いと顔面痛や頭痛を伴います。
軽症例では粘り気のある鼻汁がのどに落ちてくる感じがする程度です。

●治療について

抗生剤中心の治療が一般的ですが、漢方治療もあります。
急性期は生理食塩水による鼻洗浄も症状改善には有効です。
また、長期にわたる例では鼻内に鼻茸(はなたけ:ポリープ)を形成して慢性的な鼻づまりの原因になります。
鼻茸を伴う例は手術治療の対象になります。

 
 
 
 

ホコリやダニが原因の通年性アレルギー、花粉が原因の季節性アレルギーにかかわらず、現在は眠気の少ない抗アレルギー剤とステロイド点鼻療法の併用による治療が主流となっております。

●治療について

抗アレルギー剤の種類は多く、その他に漢方による治療もあります。
最近はステロイド点鼻薬の進化が目覚しく、早目の治療で花粉症の時期でも日々快適に過ごせるようになりました。

 
 
 
 

「ノドがはしかい」「異物感がある」「ひっかかる感じがする」といった症状で受診される方は多く、原因も多彩です。ノドの腫瘍や癌、ノドの炎症、副鼻腔炎による後鼻漏(鼻汁がノドに流れる)、首の凝りによる原因が主なものですが、その他に心因的なものや原因不明のものもあります。また、近年では胃酸の逆流が原因である例も多いことが解明されてきており、特に脂っこいものを好んで食べる方、過食気味の方やお酒をよく飲まれる方に多い傾向にあります。

●治療について

診断のためには内視鏡(ファイバースコープ)検査が必要ですが、耳鼻科の内視鏡は直径4mm強と細く、30秒〜1分程度の観察で済み、検査前の食事制限も不要です。

 
 
 
 
 

首の正中付近のしこりが主な症状ですが、悪性(癌)の場合は声がれや血痰を伴うことがあります。
超音波検査などで腫瘍が確認されれば、細胞診検査(注射で甲状腺から細胞を採取します)である程度、良性か悪性かの見きわめをしてから、治療方針を決めるのが一般的です。

●治療について

甲状腺腫瘍は薬や放射線治療が無効なことが多く、手術的治療もしくは経過観察を行うのが一般的です。

 
 
 
 
 

甲状腺が大きくなり、甲状腺ホルモンを多く分泌する様になる病気です。
脈が速くなったり、汗をかきやすくなったり、体重が減ったり、イライラしやすくなったりします。夏に症状が悪化しやすく、女性では出産後に発症する例が多くみられます。

●治療について

診断は血液検査で行います。
治療は薬、手術、放射線治療の中から選択します。
私は天理病院に勤務しておりましたときは、バセドウ病の手術に精力を注いでおりました。

 
 
 
 
鈴木耳鼻咽喉科/京都府相楽郡精華町祝園西1-24-3 祝園駅西医療ビル2階
 
 

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